プロビオペットクリニック スタッフブログ

6月, 2018年

熱中症にご注意を!!

2018-06-16

 

 

最近暑い日が続き、梅雨を通り越して夏が来てしまったような気候ですね

 

 

 

暑い日が続くと怖いのが

 

 

 

熱中症は人だけではなく

わんちゃん、ねこちゃんにも起こり得る病気なのです!!

 

 

 

熱中症の【原因】

 

蒸し暑い日に車内で留守番させる

締め切った室内での留守番

暑さの厳しい日や時間帯に散歩に連れ出す

 

 

 

 

 

これらが原因で熱中症になる危険があります。

 

 

 

 

そして特に以下のような子は熱中症になりやすいです。

 

       □鼻の短い短頭種

       □肥満の子

       □仔犬・仔猫

       □老犬・老猫

       □心臓・呼吸器が弱い子

 

 

 

 

1つでも、当てはまる!と思ったら注意しましょう

 

 

熱中症の【症状】

口を大きく開けて、ハァハァと息苦しそうに呼吸する

                     ・よだれを大量に出す

                     ・嘔吐や下痢

                     ・一時的にふらついて倒れてしまうことがある

                     ・目や口腔粘膜の充血(赤レンガ色、やや暗めの赤色)

 

 

この症状が悪化すると

 

虚脱や失神

意識が混濁する

全身性のけいれん発作が起きる

吐血や血便、血尿といった出血症状

舌の色が紫色になったり白くなってしまうチアノーゼ

ショック症状

 

 

 

などが起こり、命に関わることも少なくありません。

 

 

このような症状が出た場合応急処置として

 

すぐに涼しい場所に移動し、体を冷やしましょう

 

冷たい水で濡らしたタオルで全身を包む

                        ・霧吹きで水を噴きかける

氷枕を動脈の走る首のまわりやわきの下にあてがう

 

などで急いで体温を下げてください。

 

 

注意点として

体温を下げすぎないように、こまめに体温をはかり、39℃まで下がったら冷やすのをやめましょう。

 

 

そして

すぐに動物病院に連絡・受診をしてください!