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心房細動

Af Atrial fibrillation

心房細動(Af:Atrial Fibrillation)は心房の筋肉が通常通り動けず痙攣した様な動きをしてしまう病気です。一時的におきる場合と常に起きてしまう場合があります。犬や猫の場合、他の心臓病(僧帽弁閉鎖不全症、肥大型心筋症、拡張型心筋症など)が重度になり左心房が拡大してしまうことで、心房細動が起きる場合が多いです。

犬
一般的な症状

他の心臓病がある場合はその病気に応じた症状が出ます。心房細動があるために起きる症状としてはふらつきや失神が挙げられます。

​検査・診断

聴診で明らかに一定でない心拍がないか確認します。また他の心臓病による心雑音の有無もチェックします。
心電図検査にて心房細動があるかどうかを確認します。
その他の心臓病がないかどうかX線検査、超音波検査を実施します。

​治療

心房の異常な興奮を抑える様な抗不整脈薬を使用します。他の心臓病が原因で心房細動が起きている場合はそちらに対してのお薬を使用します。

症例

甲斐犬 12歳 オス

​主訴

運動すると疲れてしまう

​心電図検査

心房細動

P波の消失、RR間隔の不規則があり、絶対性不整脈を呈している

治療

基礎疾患の弁膜症の治療をおこなっています

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