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通常の開腹手術に比べ、侵襲性が少なく、回復が速いです。様々な臓器の組織生検が可能です。
組織生検
Lappaproscopic biopsy
腹腔鏡組織生検は、内視鏡を腹部に挿入し、異常組織を取り除く手法です。手術部位に小さな切開を行い、腹腔内にカメラと手術器具を挿入します。カメラを介して内部を観察し、異常組織を採取します。これにより、細胞や組織の病理学的評価が可能となり、疾患の診断や治療方針の決定に役立ちます。
従来、開腹手術での組織生検を行なってきましたが、当院は腹腔鏡を導入してからは組織生検は腹腔鏡で実施しています。腹腔鏡を使用しての組織生検は精密な視覚化と小さな切開で行われ、病変組織を的確に取り込めるため、診断の正確性が高まります。また、周辺組織へのダメージが最小限に抑えられ、患者の回復期間が短縮されるため、早期の生検は治療の成功につながります。
治療の様子
症例
ゴールデン・レトリーバー 10歳 メス 食欲不振を主訴に来院
検査
レントゲン検査では腹水が疑われました
エコー検査では肝臓全体にエコー源性が不整でした
診断
肝臓がん
治療
ガンが肝臓全体に広がっていたため、緩和ケアの治療をいたしました。
CT検査では腹水貯留、肝臓の腫大、リンパ節の腫大が認められました
腹水貯留が認められました。
肝臓の色が著しく変化しています。
肝臓全体的に腫大し、樹枝状白斑が認められました。生検鉗子で肝臓の一部を採取し病理組織検査をします。
腹腔内リンパ節の組織生検のインスタグラムの投稿です。
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