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右大動脈遺残
PRAA:Persistent Right fourth Aortic Arch
犬猫の右大動脈弓遺残は先天的な異常で、通常左に位置するべき大動脈弓が右側に残存する状態を指します。この異常は食道や気道を圧迫し、呼吸困難や嚥下障害を引き起こす可能性があります。X線や超音波などの検査で診断され、治療法としては手術が一般的です。手術により正常な解剖学的配置に修復され、症状の改善が期待されます。発見が早いほど治療の成功率が高まり、犬猫の健康状態を改善するためには早期の診断と治療が重要です。
一般的な症状
一般的な症状は以下の通りです。
・呼吸困難
・食欲不振
・嘔吐、突出
検査・診断
・レントゲン検査やCT検査
・超音波検査で異常な血流の確認
など、症例により検査内容は変わります。
治療
外科的治療:異常な組織の除去により食道の圧迫を解除
内科治療:外科治療に並行して治療が必要