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🦷 犬猫の歯石除去について知ってほしいこと


1. なぜ歯石除去が必要なの?

  • 犬の約80%、猫の約70%が 3歳以上で歯周病にかかっている と言われています。

  • 歯周病は「口臭」や「痛み」、「歯のぐらつき」だけでなく、心臓・腎臓・肝臓など全身に影響することがあります。

  • お口の健康は全身の健康につながっています。


2. 歯石除去はどうやって行うの?

  • 全身麻酔のもとで安全に処置します

  • 表面の歯石を取り除くだけでなく、歯周ポケット(歯と歯ぐきの間)までしっかりクリーニング

  • 仕上げに「ポリッシング(研磨)」を行い、再び歯石がつきにくくします

  • 炎症が重度な場合、歯肉にレーザーを当てる処置も行います(レーザーで歯ぐきの炎症を抑え、出血を防ぎながら健康な状態を保ちます)

  • 当院では 1泊入院で、術前検査〜処置〜経過観察まで丁寧に行います

    (健康診断から1ヶ月以内であれば健康診断を術前検査といたします)


3. 歯石除去が必要なサイン

  • 口臭が強くなった

  • 歯の色が茶色・黄色に変わってきた

  • よだれが増えた

  • 歯ぐきが赤い、腫れている

  • 硬いものを噛みたがらなくなった

👉 一つでも当てはまる場合は、早めの相談をおすすめします。


↓↓ お口チェック表 ↓↓

(クリックすると大きくなるので、チェックしてみてね)

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無麻酔での歯石除去について

最近、ペットサロンや一部の施設で「無麻酔での歯石取り」を見かけることがあります。一見手軽に思えるかもしれませんが、実は大きなリスクがあるのです。

  • 動いてしまうと歯や歯ぐきを傷つけてしまう危険があります

  • 歯の表面に付いた歯石しか取れず、歯周ポケットの奥にある汚れや菌は残ってしまう ため、根本的な治療になりません

  • 動物病院以外で行うことは、法律上「獣医師法」に抵触する可能性がある と指摘されています

そのため、きちんと安全に行うには 獣医師による麻酔下での歯石除去 が必要です。


4. 歯石除去と予防ケア

  • 歯石除去は「治療」であり、「予防」ではありません



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<歯石除去前>


奥歯に歯石が溜まっていますね。

ぱっと見は綺麗そうな歯も歯肉と歯の間の部分には歯石が付着していました。






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<歯石除去後>


歯石除去をしてポリッシングをした後の写真です。

歯周ポケットの歯石も取り、ピカピカに綺麗になりました。





あなたの愛犬・愛猫のお口の臭いはどうですか?

お口が正常ならば口臭はありません!

口臭があるなら動物病院で診てもらいましょう

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  • 処置後は予防として毎日の歯みがき や デンタルケア用品 で維持していくことが大切です



↓↓ プロビオおすすめデンタルケア ↓↓


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歯みがきが苦手な子でも大丈夫!

その子に合わせたデンタルケアやおすすめグッズをご提案いたします。



5. キャンペーンのお知らせ


ただいま健康診断を受けたワンちゃん・ネコちゃんに限り、


歯石除去が15%OFF 


になるキャンペーンを実施中です。

  • 健康診断を術前検査とするため、健康診断から1ヶ月以内に歯石除去の処置を行う必要があります。

  • まずは診察または健康診断を受けて、歯の状態をチェックし、麻酔下での歯石除去が必要かどうか確認しましょう。

  • 歯石除去は健康診断とは別の日でご予約制で、1泊入院になります。

  • 歯石除去にかかる費用は歯の状態によって変わります。おおよその費用は診察時にお伝えいたします。


歯周病はとても身近で、多くのワンちゃん・ネコちゃんがかかっています。

「まだ若いから大丈夫」と思わず、ぜひ一度チェックしてみてください。


📞 詳しくは当院までお気軽にご相談ください。

  0557−51−3911


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